これまで多くの会社での取締役会メンバーは同年代、同性、同一国籍等であることが一般的でしたが、多様性のある取締役会の方が環境変化に強く、業績が良いということが複数の調査から明らかになっています。
このような事実を受け、2021年改訂のコーポレートガバナンス・コードでも多様性の確保が要請されていますが、各社まずは性差の解消から動いているようです。
会社の一翼を担っていただくポジションですから、ぜひ慎重に選びたいものです。性別に限らず、まずはどのようなキャリアや見識をお持ちの方に役員になっていただきたいか、しっかり検討することがスタートです。
その上で、女性候補者は人数割合が少なく相対的に見つかりづらいことを勘案し、重点を置いて探すことをおすすめします。